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藤尾翔太のプレースタイル
抜群のボールキープ能力と、卓越したポストプレー
藤尾翔太は、フィジカルの強さを活かしたポストプレーを得意としている選手。更に、並外れたジャンプ力を持っているため、空中戦での勝率が高いのもこの選手の強み。
身長184cm、体重79kgと決して大柄ではないが、屈強なCBを相手に競り負けることがなく、容易にポストプレーをこなしてみせる。
また、足元の技術がとても高く、雑な浮き球のロングボール、味方のクリアボールなど、どんなボールが飛んできても相手を抑え込みながら正確なトラップで味方につなぎ攻撃の起点になることができる。
将来的には、日本最強のポストプレーヤー大迫勇也のような選手になる可能性を秘めている。
「仕上げは俺に任せろ!」最高のボックスストライカー
この選手は、ボックスストライカーとしての適性が極めて高く、PA内でのフィニッシュの質はJリーグ屈指だと言える。
どんな体勢からでも正確なシュートを放つことが可能である。また、難しいボールに対しても上手くアジャストしてボールをゴールに流し込むことができる。
得点パターンが多様なのも特徴的で、打点の高いヘディング、アクロバティックなボレー、泥臭いゴール、強烈なミドルシュート、DFの背後への抜け出しからのシュートなど、見ていて飽きない選手だ。
PA内で虎視眈々と得点を狙う彼のプレーにぜひ注目してほしい。
前線からの激しいチェイシング
この選手は得点能力だけでなく、守備においても実に効果的な働きを見せられる選手だ。前線からの激しいプレスを常にかけ続け、チームの守備の起点になっている。
もともと前線から激しいチェイシングができる選手だったが、町田加入後は黒田監督のもと守備戦術を学び、守備戦術の理解度が格段に高い選手になった印象を受ける。
2024年3月22日(金)に行われた、U-22日本代表 U-23マリ代表戦では、1トップで選抜した藤尾翔太は、守備戦術の中心として堂々と味方選手に指示を出す姿が印象的だった。
最前線からコースを限定してプレスをかけながら、サイドや後方の選手にポジション修正の指示を出し、連動した守備を生み出した。
これこそが藤尾翔太がチームや監督から重宝される一つの要因であると言える。
藤尾翔太のゴール動画
藤尾翔太のプロフィールと経歴
プロフィール
Wikipedia
名前 藤尾 翔太 (ふじお しょうた) 生年月日 2001年5月2日(22歳) 国籍 日本 出身地 大阪府和泉市 身長 184cm 体重 79kg ポジション FW 利き足 右 主なタイトルなど 2022 ドバイカップU-23 (U-21日本代表)
2023 J2優勝 (町田)
経歴
2018年、2019年、ユース所属ながらJ3の試合に出場して実践経験を積み重ねた。
2020年から正式にC大阪ユースからトップチームに加入し、C大阪U23の一員としてJ3リーグで26試合に出場して8Gを記録している。J1リーグでは、柿谷曜一朗(現:徳島)、ブルーノ・メンデス、奥埜博亮らとの争いに敗れ、出場機会を得ることができなかった。
2021年、水戸ホーリーホックよりオファーを受けて、期限付き移籍で加入することが決まる。活躍の場をJ2に移した彼は確かな手ごたえをつかむことになる。途中出場が多いながらも22試合に出場。最終的には8Gを記録して見せたのだ。この年をきっかけに彼のキャリアは大きく動き始める。
水戸での経験について、彼は以下のように語り、確かな成長を得たことを本人も自覚しているようだ。
「試合に出ている選手たちからの信頼はもちろん、監督が何を求めていて、僕自身は何をすべきなのか。僕はフォワードなのでもちろんゴールを取らなあかんけど、それ以外のプレーでチームをどうすれば助けられるのか。どう動けば助かるのか。ここで2度追いしたら、味方が助かるなとか。そういうのは徐々に分かってきた。そこは本当に考えてやってきた」
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2022年、J1から降格し1年でのJ1復帰を目指す徳島ヴォルティスからオファーを受け、期限付き移籍で加入する。一美和成、ムシャガ・バケンガなど強力なライバルとのレギュラー争いの末レギュラーを勝ち取り、30試合に出場した。キャリアハイとなる10Gを記録して、最高のシーズンとなった。
徳島ヴォルティスでは、ポヤトス監督のもとポジショナルサッカーに取り組み、新たな手ごたえを得たようである。
「(ダニエル・)ポヤトス監督は、感情がすごく出るタイプ。試合に逆転負けしたりすると、思いっきり悔しさを出す。ポヤトスさんはスペイン人でポゼッションスタイルを志向する指揮官で、そういうところも自分が成長するうえで大事だし、勉強になると思っていた。なので、すごくいい経験ができたと思います」
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2023年、レンタル元であるセレッソ大阪へ復帰を果たす。復帰の経緯について、藤尾は以下のように語る。
「戻る選択肢もあったし、ほかに行く選択肢もあった。ほかクラブに行くとしてもJ1を考えていたのですが、C大阪から戻ってきて欲しいと言われたことが大きかった」
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しかし、開幕から3試合の時点で出場機会を得られなかった彼は、新たに黒田監督率いる町田ゼルビアへ加入することを決意する。
「フォワードで勝負しようと思っていたけど、僕の実力不足で試合に絡めなかったんです。自分の中でこれではあかんと思い、できるだけ早めに決断しようと思ったんです。チームのことも大事だけど、自分の人生でもある。僕が成長できる環境を選ぼうというところで町田行きを決めました」
「悩みました。こんなにすぐに外に出てもいいのか。もうちょっと勝負してもいいんやないか。それでもダメだったら出ていこうとか。でも僕の中で、試合に出られずにずっと練習をしているよりも、J2で試合に出て自分の価値を証明したほうが、成長につながるし、ステップアップにもなると思った」
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加入すると、町田ゼルビアのインテンシティの高いサッカーに適応し、8G2Aを記録した。エリキが負傷離脱した後の穴を見事に埋める活躍で、町田ゼルビアのJ1昇格の立役者となる活躍。
2024年、ユースから所属してC大阪を離れ、完全移籍で町田ゼルビアに加入する。
「ボールを受ける回数は多いので成長できると思ったし、僕自身としても得点という数字をしっかり残せると思ったので覚悟を決めた」
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開幕7試合で3G1Aを記録するなど町田ゼルビアのエースとして大活躍している。チームメイトのMF平河悠とともにパリ五輪代表のメンバーに選出されるなど、大きな飛躍を遂げている。
Football LAB
年度 所属クラブ 出場数 ゴール/アシスト 2018 C大阪23 (J3) 5 0G / 0A 2019 C大阪23 (J3) 11 2G / 0A 2020 C大阪23 (J3) 26 8G / 0A 2020 C大阪 (J1) 4 1G / 0A 2021 C大阪 (J1) 1 0G / 0A 2021 水戸 (J2) 22 8G / 0A 2022 徳島 (J2) 30 10G / 0A 2023 町田 (J2) 33 8G / 2A 2024 町田 (J1) 7 3G / 1A
藤尾翔太のおまけ情報
趣味はゴルフ!
藤尾翔太は、水戸ホーリーホック時代に受けたインタビューで、下記のように、ゴルフが趣味であることを語っている。初めて5か月で90台のスコアをたたき出すとは、さすがの一言。
オフの日は趣味のゴルフに夢中のようで、ゴルフ好きが多い水戸のメンバーと水戸市やひたちなか市のゴルフ場で実戦を重ね、スタートしてまだ5ヶ月にも関わらず90台のスコアを叩き出したのだとか。 「勝田ゴルフ倶楽部など、茨城は安くてきれいなゴルフ場や練習場がたくさんあって最高です!」と大満喫。また、フルーツ好きで、「茨城特産のメロンや梨、雪みるく(笠間市)のかき氷を味わってみたいですね」と笑顔で語っていました。
いばナビ
Instagramでもゴルフをしている動画を投稿しており、かなりの腕前であることが分かる。
愛称は「皇子」!甘いマスクで女性人気が高い
藤尾翔太はその甘いマスクで女性人気がとても高く、一部ファンの間では「皇子」と呼ばれている。
サラサラとした髪、シャープな顔の輪郭、白く透き通った肌、まるで韓流アイドルのような容姿を持ち、現代的な美男子。彼を目的にスタジアムに訪れる女性も存在するほどである。
これからの活躍次第ではさらに女性人気が高まるだろう。
まとめ
今回は、藤尾翔太のプレースタイルや経歴、プロフィールを解説したがいかがでしたでしょうか。
藤尾翔太はまだ若く、パリオリンピックでの活躍も期待される選手です。町田ゼルビアで飛躍を遂げた彼がこれからどんな選手へと成長していくのか楽しみですね。
A代表として出場する日もそう遠くないかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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