1991年11月1日、日本プロサッカーリーグが発足した。それから、30年以上の月日を経て、日本サッカーは大きく成長を遂げた。
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W杯で3度のベスト16進出を果たし、近年ではドイツやスペインなどの強豪国を撃破することも珍しくなくなった。
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しかし、それでも世界トップレベルと比較すれば、選手の質、代表チームの層の厚さなど、まだまだ大きな隔たりがあるというのが現実だ。
今回の記事では、日本サッカーがこれから更なる高みを目指すうえで、超えるべき存在として立ちはだかる海外のサッカー選手の書籍を紹介していく。世界トップレベルのサッカー選手の素顔や考え方、私生活などを知ることが出来るだろう。
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こんな方におすすめ
- 世界トップ選手の素顔が知りたい方
- 海外サッカーに興味がある方
- サッカー選手になりたい方
#1 モドリッチ(MF)
モドリッチのプロフィール
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レアル・マドリードで差番号10を背負う世界屈指のMF。豊富な運動量と創造性溢れるパスが持ち味。2018年には、クロアチア人初となるバロンドールを受賞。レアル・マドリードとクロアチア代表でキャプテンを務めるなど、強いリーダーシップを持つ。余談だが、普段の性格はかなり寡黙で無口らしい。ロッカールームでは静かに座って、周りの様子を観察しているとか。
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#2 C・ロナウド(FW)
C・ロナウドのプロフィール
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"誰もが認める世界最高のストライカー"ということで異論を持つものはいないだろう。サウジアラビアのアル・ナスルへ移籍後も、衰え知らず得点を量産する超人ぶりを発揮。9シーズンの間、レアル・マドリードのエースとして君臨し、4度のバロンドールを獲得した。キャリア通算で904得点(1236試合)を記録している(2024年10月1日時点)。ロナウドと言えば、ストイックな生活で知られ、生活のすべてをサッカーに捧げている。
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#3 メッシ(FW)
メッシのプロフィール
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後にも先にも、彼ほどの才能を持った選手は表れないのではなかろうか。バロンドール(8回)、W杯優勝、ラ・リーが得点王(8回)、CL得点王(6回)、あらゆるタイトルを獲得してきた。メッシの左足は、"黄金の左足"と呼ばれ、ドリブルやシュート、パス、全てが1級品。年齢を重ねて、よりチャンスメーカー的な役割にシフトチェンジさせた印象がある。37歳となった今季も健在で、MLSで21得点11アシスト(22試合)を記録している。余談として、かなりシャイな性格の持ち主のようで、パーティーなど社交場では静かに過ごしているとのこと。
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#4 ネイマール(FW)
ネイマールのプロフィール
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同じ時代に、メッシとC・ロナウドがいたことが不運か。「僕は産まれる時代を間違えた。メッシやロナウドが居なければバロンドールを独占できたさ」と語るネイマール。バロンドール受賞こそ逃したが、メッシ、ロナウドに匹敵して、近年のサッカー史に残るであろうスーパースターだ。FCバルセロナでは186試合に出場し、105得点76アシストを記録。"MSN(メッシ、スアレス、ネイマール)"と呼ばれる最強3トップはバルセロナ歴代屈指だったろう。2023年より、サウジアラビアのアル・ヒラルに所属している。私生活に目を向けると、奔放な女性関係で知られる。浮気による破局も度々報じられ、3回の結婚、5人の子供、1人の婚外子もいるとのこと。
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#5 ノイアー(GK)
ノイアーのプロフィール
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セーブ力、高い足元の技術、カバーエリアの広さを特徴とする、現代型GKの第一人者。11人目のフィールドプレイヤーとして、ビルドアップへの参加も可能だ。世界屈指の実力を誇り、2011年にバイエルンミュンヘンに加入以後、絶対的守護神として活躍してきた。ドイツ代表においても、欠かせない存在であり、通算4度のW杯に出場した。輝かしいキャリアを歩んできたノイアーだが、実は過去に顔の皮膚に皮膚がんを患ったことがあり、3度の手術を受けたとのこと。外に出るときは、日焼け止めをしっかり塗ることを心掛けているとか。
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#6 エムバぺ(FW)
エムバぺのプロフィール
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メッシ、ロナウドの2大スターが覇権を争う時代が終焉し、新時代のスターにこの男が名乗り出た。爆発的な加速力と抜群の決定力を誇る新世代の最強ストライカー。19歳ながら背番号10を背負い出場したロシアW杯では、4得点を挙げる活躍でフランス代表の優勝に大きく貢献した。2024年よりレアル・マドリードに加入するも、適応に苦しみ期待に見合う活躍を見せていない。今後の更なる活躍が期待される。余談ではあるが、エムバぺは幼少期からずっとC・ロナウドを憧れの選手として挙げている。私生活では、慈善事業に関心が強いようだ。2018年にはW杯で得た収益の全てをチャリティ団体に寄付したという(推定5700万円)。
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#7 ヴァーディ(FW)
ヴァーディのプロフィール
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レスターシティがプレミアリーグで奇跡の優勝を果たした、"ミラクルレスター"の立役者。かつて23歳までセミプロ選手として活動し、プレミアリーグに初出場したのはなんと27歳。2012年にレスター加入以後、レスター一筋を貫き、今となっては名実ともにクラブのレジェンド。2023年にレスターが2部に降格した際、他クラブのオファーを断り、男気残留。2部で18ゴールを記録し、レスターを1部復帰に導いた。37歳となった今季、プレミアリーグで既に6得点3アシスト(15試合)を記録している。スピードを武器とする選手ながら、37歳まで目立った衰えを感じさせず、活躍し続けているのは異例中の異例。今後もレスターの攻撃を牽引する彼の活躍に注目したい。
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#8 グリーズマン(FW)
グリーズマンのプロフィール
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彼のプレーを一言で表すならば、"万能型セカンドトップ"。求められる役割が多様化・複雑化する現代サッカーにおいて、組み立て、得点、チャンスメイク、献身的な守備、背後へのランニングなど、あらゆるタスクを務めることが可能。それゆえに、彼は、代表でもクラブでも、あらゆる監督から重宝されてきた。彼の私生活に目を向けると、とても愛妻家な一面がある。グリーズマンは、「(彼女には)頭が上がらない」とコメントしたこともあり、自身が活躍できているのは妻のおかげだと感謝を述べている。ただ、髪型や髪色についてはこだわりが強く、妻の意見でも聞き入れることは難しいのだとか(笑)。
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#9 ハメス・ロドリゲス(MF)
ハメス・ロドリゲスのプロフィール
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コロンビア代表のエース。2014年W杯で世界中に名を轟かせ、突如としてワールドクラスに躍り出た。類稀なる攻撃センスと高精度の左足を武器に、あらゆるクラブで攻撃の中心をに任されてきた。レアル・マドリード、バイエルンミュンヘンなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、現在はラージョ・バジェカーノに所属。"W杯だけの一発屋"と言われることもあるが、その才能に疑いの余地はない。そんなハメス・ロドリゲスだが、実は幼少期より吃音症を悩まされてきた。セラピストのもとに通って治療もしていたようだが、今でも症状と向き合っている。
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#10 イニエスタ(MF)
ハメス・ロドリゲスのプロフィール
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2010年W杯を制覇した"無敵艦隊"スペイン代表において、チームの心臓として大活躍したイニエスタ。クラブでは、ブスケッツ、シャビとトライアングルを形成し、黄金期バルセロナにおいて絶対的な存在として君臨。"ティキタカの申し子的存在。柔らかいタッチのドリブル、広い視野、天才的なスルーパス、足に吸い付くトラップ、ボールを隠しながら反転など、全てのプレーが1級品。プライベートでは、温厚でやさしい性格であることで知られ、若かりし頃は「声をはれ」と怒られたこともあったとか。
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トップ選手の思考に触れる重要性
ここまで10冊の本を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
世界トップレベルと言われる選手が、何を考えて、どのように過ごしてきたのか、それを知ることで必ず得るものがあるでしょう。
興味・関心を惹かれた本があれば、一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。そのほかの記事もよければご覧ください。
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