Football Times

We have soccer

ヴィッセル神戸 選手紹介

【どこよりも詳しい!ヴィッセル神戸所属】宮代大聖のプレースタイルや経歴、プロフィールを徹底解説!

Embed from Getty Images

※本記事はプロモーションを含む可能性があります。

2024年1月、川崎フロンターレユース生え抜きのホープ、宮代大聖のヴィッセル神戸への完全移籍が発表され、川崎サポの間で激震が走った。

本記事では、そんな宮代大聖のプレースタイル、経歴、プロフィールを解説していく。

宮代大聖のプレースタイル

「キャノン宮代」の異名を持つ、パンチ力が凄まじい強烈なシュート

Embed from Getty Images

宮代大聖の特徴は、何と言っても「キャノン宮代」の異名を持つほどの、パンチ力溢れる強烈なシュートである。

下記の動画を見てほしい。2022年ロシアワールドカップにも出場したGK権田修一を相手に、強烈なシュートでゴールを奪って見せたシーンである。 (動画の0:19~のシーン)

敵陣右サイド寄りの位置でボールを受けた宮代は、ドリブルでゴール前に運び、PA手前の位置から左足で「ズドン!」と重い音が響き強烈なシュートを放つ。しかも、利き足とは逆の左足で!

あまりにも強烈なシュートに権田は上手くはじくことができず、権田が正面にこぼしたボールを宮代が詰めてゴールを奪ったのだ。

このシーンから、宮代が持つ強烈なシュートの威力を感じることができるだろう。

このシーンのような強烈なシュートを当たり前のように放つのがこの選手の凄さで、相手GKを脅威に陥れる。

川崎フロンターレユース仕込みの、J1屈指のテクニック

Embed from Getty Images

川崎アカデミー育ちだけあって、とてもテクニックがある選手である。

ボールを扱う技術がずば抜けて高く、高速スピード状態でもタッチが乱れないドリブルを見せたり、浮き球や強いボールなど難しいボールをいとも簡単にトラップして見せたりする。

また、ドリブル中も常に顔が上がっているため、一瞬の相手の隙すら見逃さず、味方選手への決定的なパス、強烈なシュートなどのプレーを繰り出す。一瞬でも隙を見せれば大仕事をやってのけてしまうのが宮代大聖という男。

チームの攻撃の起点となるボールキープ能力

この選手は、ボールキープ能力が格別に高く、前線でボールをキープしてためを作り、攻撃の起点になることができる。

身長178cmと背丈があるわけではないが、体の使い方が非常に巧みで、大柄な選手を背負ってのボールキープも得意な選手だ。また、前述のとおりテクニックに優れているため、簡単にボールを失うことがないのも特徴。

シュートレンジが広い!左右両足から放つ正確なシュート

Embed from Getty Images

宮代大聖は本当にシュートレンジが広い選手で、どこからでもゴールを狙うことができる選手。

さらに、左右両足から、高精度かつ強烈なシュートを蹴りこむことが可能で、相手DFからすると目を離すことができない選手であると言える。

右利きだと公式には発表されているが、もはや両利きと言っても嘘ではないくらい、それほど左右両足から高いレベルのシュートを打ち込む。

実際、今シーズンヴィッセル神戸で記録している3ゴールの内訳は、右足 (1G)、左足 (1G)、ヘディング (1G)となっている。左右両足からゴールを狙える選手であることが分かるだろう。

独特の感性を持ち、ゴール前でのアイデアが豊富

Embed from Getty Images

この選手は独特な感性を持ち、ゴール前でのアイデアが豊富な選手である。ゴール前でボールを受けると、その創造力を遺憾なく発揮してゴールを叩き込んで見せる。

下記の動画を見てほしい。2024 J1リーグ第5節 vs コンサドーレ札幌で見せたゴールシーンだ。扇原が蹴ったCKのこぼれ球を胸トラップでシュートを打てる一にコントロールし、相手を背負いながら左足でボレーシュートを叩き込んだ。

このようにゴール前でアイデアを発揮して、ゴールを決めることができるのがこの選手の特徴だ。

宮代大聖の経歴

年度所属クラブ出場数ゴール/アシスト
2018川崎 (J1)00G / 0A
2019川崎 (J1)
山口 (J2)
0
19
0G / 0A
2G / 2A
2020川崎 (J1)161G / 1A
2021徳島 (J1)327G / 2A
2022鳥栖 (J1)228G / 3A
2023川崎 (J1)308G / 1A
2024神戸 (J1)3G / 1A

2018~2019 川崎フロンターレ (トップ昇格)

2018年、川崎フロンターレユースからトップチームへ昇格を果たす。

アンダー世代の代表常連であった彼だが、当時全盛期を迎えた川崎フロンターレトップチームの豪華な攻撃陣を前に、レギュラーに割って入ることは出来なかった。

2019 レノファ山口 (期限付き移籍)

川崎フロンターレで出場機会を得ることがなかった宮代は、期限付き移籍でレノファ山口へ活躍の場を求めて移籍することとなる。

19試合に出場して一定の出場機会を得ることはできたが、2ゴールを挙げるにとどまり、結果は振るわなかった。

しかし、随所にセンスが光るプレーを見せるなど、持っている才能の大きさを感じさせるプレーは数々見られた。

2020 川崎フロンターレ (復帰)

2019年、武者修行先のレノファ山口から川崎フロンターレへ復帰した宮代大聖。J1で16試合に出場して、1ゴールを記録した。

2021 徳島ヴォルティス (期限付き移籍)

J1に昇格した徳島ヴォルティスに期限付き移籍で加入することなる。この移籍が彼のキャリアのにとって大きな転機となる。

32試合に出場して、7G2Aを記録してみせたのだ。惜しくもJ1降格となった徳島ヴォルティスで別格の存在感を見せつけ、ストライカーとしての自身の価値を証明する衝撃的な1年となった。

この年をきっかけに宮代はブレイクを果たし、J1トップレベルのFWとして評価され始めることになる。

2022 サガン鳥栖 (期限付き移籍)

徳島ヴォルティスでのセンセーショナルな活躍から、レンタル元である川崎フロンターレに復帰するかと思われた彼であったが、彼の選択はそうではなかった。

徳島ヴォルティスでブレイクし、J1で通用する力を証明した彼のもとに、サガン鳥栖よりオファーが届く。徳島時代のチームメイトである垣田とともに期限付き移籍でサガン鳥栖に加入した。

サガン鳥栖では、22試合に出場し8G3Aを記録し、キャリアハイの成績を残して見せた。

驚きなのが、前年の徳島ヴォルティス時代の出場試合数より10試合も少ないにも関わらず、その当時を上回るゴール数を記録しているのだ。

2023 川崎フロンターレ (復帰)

徳島ヴォルティス、サガン鳥栖でのプレーで自身の能力の非凡さを証明した彼は、満を持してアカデミー時代より所属した川崎フロンターレに復帰することになる。

この年、宮代はCFのファーストチョイスとして鬼木監督に指名され、30試合に出場して8G1Aを記録する活躍を見せた。

ただ、この年の川崎フロンターレは主力の流出、小林悠やレアンドロ・ダミアンの負傷離脱の影響もあり、結果が振るわず最終的な結果はJ1で8位だった。

2024 ヴィッセル神戸 (完全移籍)

2023年にJ1を制覇したヴィッセル神戸より獲得オファーを受けた宮代は、アカデミー時代から通算14年間所属したクラブである川崎フロンターレを離れる決断をすることになる。

移籍に際して、宮代は以下のように語っている。フロンターレへの愛を感じさせるコメントとなっている。

「この度、ヴィッセル神戸に移籍することになりました。非常に難しい決断でしたが、自身の将来のためにこの選択が間違いとならないよう、今後も精進していきます。幼少の頃から、14年間川崎フロンターレで貴重な経験をし、成長させていただきました。サポーターの皆さまには、いつどんな時でも変わらず温かい声援を送っていただき感謝しかありません。この先もさまざまな試練が待っていると思いますが、フロンターレで培ってきた経験を生かし自分の夢、そして目標に向かって力を尽くします。本当にありがとうございました」

ヴィッセル神戸は強力なFWをそろえるチームで、代表的な選手として、大迫勇也 (前所属:ヴェルダー・ブレーメン) 、武藤嘉紀 (前所属:ニューカッスル・ユナイテッドFC)、ジュリアン・パトリッキなどが挙げられる。

この強力な攻撃陣とのレギュラー争いに割って入ることができるか開幕前から注目が集まっていたが、そんな心配は杞憂だった。

J1第5節終了時点での成績は、5試合出場 (内3試合スタメン出場)で、3G1Aとまさに主力級の大活躍である。今シーズン彼が何ゴール記録するのかに注目していきたい。

宮代大聖のプロフィール

東京都港区出身、2000年5月26日生まれの23歳。身長178cm、体重73kg、右利きの選手である。

ポジションはFWで、アンダー世代の代表にはU15の代から継続的に召集されてきた。

2017年にはFIFA U17ワールドカップ出場、2018年にはAFC U-19選手権に出場、2019年にはFIFA U-20ワールドカップに出場しており、国際舞台での経験も豊富な選手である。

名前宮代 大聖 (みやしろ たいせい)
生年月日2000年5月26日 (23歳)
国籍日本
出身地東京都港区
身長178cm
体重73kg
ポジションFW
利き足
主なタイトルなどU-15日本代表
U-16日本代表
U-17日本代表
U-18日本代表
U-19日本代表
U-20日本代表

宮代大聖の性格は?

宮代大聖の性格は、"ストイック"、"明るい"、"美容男子"、"礼儀正しい"。

下記動画はヴィッセル神戸の公式Youtubeの、「【お部屋訪問!】第3回バッグの中身見せてもらってイイですか?」という企画の動画である。

宮代大聖の持ち物は、体をほぐすマッサージグッズ、化粧水や乳液、髭剃りなど沢山の美容グッズ、健康のためのマヌカハニーの飴、入浴剤でした。

マッサージグッズを持ち込んでいるあたりからとてもストイックな性格であることが分かる。また、化粧水やマヌカハニーの飴などを持ち込んでいることより、美容男子としての一面がうかがえる。

明るい性格の持ち主で、動画内でも大きな声でよくしゃべっている宮代大聖。

まとめ

ここまで宮代大聖プレースタイルや経歴、プロフィールについて紹介してきたが、いかがだっただろうか。

アカデミーから14年間所属した川崎フロンターレを離れ、今季からヴィッセル神戸に新たな活躍の場を求めた宮代大聖。

今シーズンどのような活躍を見せるのか注目していきたいところである。

本記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。他にも、選手紹介を行っているので、興味がある選手がいればぜひ記事も見てみてください。

  • この記事を書いた人

サッカー分析家Tsubasa

-ヴィッセル神戸, 選手紹介