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山田楓喜のポジション
主に右SH、右WGを務める。2024年より加入した東京ヴェルディでは、右サイドのアタッカーとしてレギュラーに定着している。
山田楓喜のプレースタイル
”黄金の左足”から放たれる、”強烈かつ正確なシュート”
山田楓喜と言えば、自慢の左足から放たれるシュートが最大の武器。身長181cmの長いリーチから放たれるシュートは、パンチ力が強く、完璧なコースに凄まじい速度のシュートを叩き込む。
また、彼はシュートに至るまでの自分の形を持っている選手。右サイドでボールを受けると、左足アウトサイドにかけながらドリブルをはじめ、相手のタイミングを外してカットインから強烈なシュートを放つ。これが彼が最も得意とするシュートまでの形である。
山田自身も以下のように語り、右サイドでボールを持ってからシュートまでの形について強い自信を持っている。
あそこ(右サイドの高い位置)でボールを持つと、『山田ゾーンや』みたいなことを言ってもらえる(笑)。自分は他の人にはないシュートの質を持っていると思うので、そこで違いを見せていけたらなと思っています」
web sportiva
下記動画を見て欲しい。PA外の右側でボールを奪った山田は左足のドリブルでボールを持ち運び、ニアへ強烈なシュートを突き刺した。GKが一歩も動けないほど、パーフェクトなゴールだった。彼の得意とするプレーは代表レベルの試合でも通用することを証明してみせた。
↓山田楓喜が得意とする形からのゴール動画
”FKの名手 中村俊輔”を思わせる直接フリーキックからのゴール
”黄金の左足”から、精度の高い直接フリーキックでゴールを揺らす。短い助走を取り、鋭く急激に曲がるカーブをかけて、ゴールの上隅に沈めるフリーキックを得意としており、その軌道は元日本代表MFの中村俊輔を彷彿とさせる。
2024シーズンから加入した東京ヴェルディでは、第1節横浜FM戦と第4節アルビレックス新潟戦で、それぞれの試合で直接フリーキックからゴールを決めている。
下記動画を見てほしい。ゴール左寄り、ゴールからは少し距離がある位置から、直接フリーキックを決めたシーンだ。このシーンで特徴的なのは、”助走の短さ”である。右足を踏み出して、僅か3歩の助走でシュートを放ったにもかかわらず、鋭いカーブのかかった威力の強いシュートを完璧なコースに叩き込んでいる。
このFKについて、解説を務めた槙野智章も驚いた様子で、称賛のコメントを残している。
「結構助走が短い。あそこから鋭いボールを蹴れるのはなかなかの武器ですよ。凄いよね!蹴った時のモーションとかリズムとか持ってるもん。これはオリンピック予選に向けてもいい武器だね。(ボールを)置いて自分のリズムをちゃんと作っている。珍しいじゃないですか、あの助走。あそこからよくあの球を蹴れるよね」
gooニュース
また、アルビレックス新潟戦後のインタビューで山田は下記のように語り、フリーキックに対してかなりの自信を持っていることが伺えるだろう。
「あの助走のほうが自分はインパクトのあるシュートを蹴れる。毎日シュート練習をしている感覚通りにフリーキックも蹴ったら、絶対に決められる自信はありました」
↓山田楓喜が新潟戦で決めたフリーキック動画 (01:45~)
正確なキックを活かした決定的なパス
右サイドでボールを持つと、左足のアウトサイドで丁寧にボールをつつきながら、攻撃のチャンスを伺う。
常に顔を挙げ、視野を広く確保して、味方選手の裏への抜け出しを確認すると、絶妙なタイミングで鋭いパスをピンポイントで届ける。
パスの質としては、右サイドから左足でパスを出すため、カーブを描きながらゴールに向かっていくようなパスが得意な選手。味方選手が飛び込み、触ることさえできればゴールできるような最高のパスでお膳立てする。
下記動画を見てほしい。AFC U23アジアカップ2024 グループB第1節、山田楓喜の左足のパスに対して松木玖生 (FC東京) が合わせてゴールを決めたシーンだ。松木の動き出しを視野で捉えた山田は、相手GKとDFラインの間にストンと落とす絶妙なパスを供給し、そこに走りこむ松木がワンタッチで触れてゴールを決めた。
↓山田楓喜のパスからゴールが生まれたシーン
フィジカルが強く、簡単にボールを失わない
身長180cm体重71kgのスラッとした体系であるが、実はかなりフィジカルが強く、相手にぶつかられてもバランスを崩さず、ボールをキープすることができる。
サイドでボールを受けると、激しいプレスやタックルを受けるが、簡単に後ろに下げるのではなく、相手選手のパワーをうまく利用して、いなし前進する推進力が魅力的。
また、ドリブル突破の際、相手守備の選手を背負いながら、ゴリゴリパワーで押してドリブルするシーンも見せる。
↓山田楓喜がゴリゴリドリブルを見せたシーン
山田楓喜のプロフィールと経歴
プロフィール
Wikipedia
名前 山田 楓喜 (やまだ ふうき) 生年月日 2001年7月10日(22歳) 国籍 日本 出身地 滋賀県甲賀郡水口町 身長 180cm 体重 73kg ポジション MF 利き足 左 主なタイトルなど U-15日本代表
U-21日本代表
U-22日本代表
AFC U23アジアカップ予選
経歴
山田楓喜は京都サンガユース出身の選手。2020年にトップチーム昇格を果たすも、二年間は1試合も出場することができなかった。この当時の経験について、彼は東京ヴェルディ公式のインタビューで以下のように語り、相当な悔しさを感じていたことが分かるだろう。
サッカー人生で印象に残っている悔しかったことを教えてください。
プロになり、2年間1試合も出れなかった
東京ヴェルディ公式サイト
プロ3年目の2022年、12年ぶりに悲願のJ1に昇格した京都サンガにおいて、リーグ戦で14試合に出場し、2G0Aの活躍を見せた。京都での活躍を評価されて、U-21日本代表にも召集されるようになった。2022シーズンについて、山田は以下のように語り、一定以上の手応えを掴んだシーズンとなった。
今年からやっと試合に出だして、1年、2年たまっていたものが、悔しさが試合に結果として表れた
ゲキサカ
2023年、前年よりもさらに出場機会を伸ばし、1G2Aを記録している。ただ、同じくパリ五輪を目指す同年代の川﨑颯太や松木玖生、細谷真大、藤田ジョエルチマ、藤尾翔太などと比較すると、物足りなさがあることは否めなかった。
2024年、J1に昇格した東京ヴェルディに期限付き移籍で加入すると、ブレイクを果たす。開幕から右サイドのアタッカーでレギュラーに定着すると、東京ヴェルディの攻撃の中枢を任せれている。その結果は数字にも表れ、3Gを記録する素晴らしい成績を残している。 (※欠場した試合は保有元である京都サンガ戦で、契約上の理由によるもの)
年度 | 所属クラブ | 出場数 | ゴール/アシスト |
2020 | 京都 (J2) | 0 | 0G / 0A |
2021 | 京都 (J2) | 0 | 0G / 0A |
2022 | 京都 (J1) | 14 | 2G / 0A |
2023 | 京都 (J1) | 17 | 1G / 2A |
2024 | 東京V (J1) | 6 | 3G / 0A |
山田楓喜のおまけ情報
年俸はいくら?
2024年の年俸は推定1500万円とされている。2023年と比較すると、およそ2.5倍に増加している。
Soccer-Money.net年俸の推移
- 2022年 420万円
- 2023年 600万円
- 2024年 1500万円
インスタは?ツイッターは?
↓山田楓喜のインスタグラム
↓山田楓喜のxアカウント
影響を受けた選手
影響を受けた選手として山田楓喜はあるインタビューで、影響を受けた選手として、”デヤン・クルゼフスキ”の名前を挙げている。トッテナム・ホットスパーFCに所属し、ドリブルと強烈なシュートを武器とする左利きのアタッカーだ。
言われてみれば、二人のプレースタイルは少し類似する点がある。左利きであること、左足のキック精度、ドリブル突破、カットインから強烈な左足のシュートなど。クルゼフスキの身長が186cm、山田楓喜の身長が180cmと共にサイズ感のあるアタッカーであることも類似点だろう。
まとめ
ここまでパリ五輪世代の左利きアタッカー山田楓喜について解説してきたが、いかがだったろうか。
東京ヴェルディ加入後6試合で3Gを記録する好調ぶりを見せる彼の今後の活躍にぜひ注目してほしい。もちろんパリ五輪での活躍にも期待が集まる。
最後までお読みいただきありがとうございました。良ければ他の記事もご覧ください。